ハウスセンターからの少し為になる話と穴場スポット。

最近書店で購入した本です。



内容は「沖縄経済圏の展望について」

沖縄は、もはや日本の離島県のひとつではなく、アジアの中心地としてのその地理的優位性からその存在価値の重要性と底知れぬ潜在能力により、今後もより大きく飛躍していく様が事細かく書かれています。

その要因として
第1に、北谷町美浜や那覇新都心などの米軍基地跡地利用の経済効果の増大。今後も凍結しているものの普天間基地を含む嘉手納基地以南の返還合意に基づく経済効果の飛躍。

第2に、アジアの中心地という希少性のある島ゆえにアジアの物流において沖縄を中心とした「アジアの貨物ハブ、物流ハブ化」としての重要性。

第3に、日本で唯一、原発なき地として電力の安定供給における製造業の誘致と躍進。

第4に、世界から一流の人材が集まる「沖縄科学技術大学」の存在。

第5に、世界の超一流の外資系ホテル（ヒルトン、リッツ、フォーシーズン・・）のリゾートホテルの開業ラッシュと世界各国からの富裕層の集客に伴う経済効果の拡充

其の他、格安航空会社の参入や豪華客船の入港、数次ビザの発行・・・・などその他色々

今後の沖縄を占う興味深い本です。

今年、日本復帰後40年を迎えるここ沖縄が、私たちの知らないところで徐々に経済体質を変え、これまでの基地経済や公共工事等、国への依存の体質から抜け出し、着々と世界から「最先端ビジネス」や世界各国の富裕層からの投資が集まり始めています。

今後もここ沖縄はアジアの中心地としてその地理的優位性を存分に活かし、空路・流通・貿易・リゾート開発・観光・地場産業その他諸々においてアジアの架け橋として、その希少性をいかんなく発揮し続けて行く事でしょう。

この小さい島沖縄に　「人、物、金」　が集まるその理由とは？

興味ある方は必読あれ。本屋さんのセールスではありませんのであしからず・・・