
台風時の貴重な夜。

那覇の大停電の様子が見たくて、真っ暗で信号機もストップしている中
急きょ首里の高台をめざし、自宅から車で5分程の所にある救世教の高台に上りました。
那覇の街は、ホテルや大型施設等の自家発電を有する所のみ明かりがこうこうと灯り、後はほとんど真っ暗な状態に所々、各家の薄明りが灯っております。
家に帰り、薄明りの懐中電灯の中、家族で軽食をつつきながら静かながら有意義な夕食の時間を過ごしました。
いつもは明るすぎる部屋でテレビを見ながら会話もない味気ない夕食ですが、この日は違いました。
子供の頃・・・・・台風の中、家でろうそくの火を灯し、
「 荒れ狂う外の世界から身を守るように家族が身を寄せ合った、
あの頃の温かい家族のぬくもりと安心感を取り戻したような 」 そういう貴重な夜でした。
きっと眼下の那覇の夜景の一つ一つの家の薄明かりは、そういう温かい灯りだったのでしょう。
物があふれ便利さが当たり前になった現代、たまにはアナログに返るのも良いかもしれませんね。
そんな時、ケツメイシの花鳥風月を聞きたくなります。
聞きたい方は、どうぞ当ブログ6月投稿の「失われた沖縄の風景」のムービー(勝手に花鳥風月沖縄編)をプチっとして下さい。)^o^(
Posted by ハウス太郎 at
◆2012年10月01日08:30