
山形屋

「昔なちかさんシリ~ズ」
今回は「山形屋」。(国際通り移転、昭和30年~平成11年まで)
今は「JALシティ」のホテルとなっておりますが・・・・
俺らがガキの頃、いやもっと昔から
沖縄は、那覇の一極集中で、全てのものは那覇にありました。
バスを乗り継ぎいで沖縄各地から人々が那覇に集まり、その賑わいは他に無く、特に休日は毎回お祭りの様でした。
特に山形屋(大正11年、鹿児島の沖縄支店そして開店)は、その象徴で良い物の代名詞と言えば山形屋で、事あるごとに「これ山形屋だよ。」と自慢したそうです。
当時、山形屋は庶民のあこがれの存在で、特に昭和初期の山形屋の店員の採用は極めて厳しく、ミス沖縄選出(笑)の様な容姿端麗な美人で高学歴な「麗人」しか入れなかったそうです。(^_^)
そういう高級品の代名詞とされた山形屋。
そういえば、内の母もどこかの安物の品を山形屋の袋に入れ替えて、人に贈り物をしてましたな~(笑)
今の豊かな時代からしたら、笑い話の様な話ですが、あの頃はあの頃で、貧しいながら楽しかった気がします。
ちなみに、本店が鹿児島にある山形屋ですが、「やまがたや~」と語尾を延ばして言っていたのは、きっと「うちな~んちゅだけ」だったはずね~。(^_^)・・・・今でも変わらんけど(笑)
あと、「やま(が)た」 ではなく 「やま(か)た」 だよ~。(^_^)


Posted by ハウス太郎 at
◆2015年08月22日10:34